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2026/02/08 · 読むこと

古本に挟まっていた、知らない町のレシート

古本屋で買った随筆から、古いレシートが落ちてきた。知らない町の喫茶店のもので、コーヒーとトーストが一人分、印字されていた。

前にこの本を持っていた人も、食べながら読んだのだろうか。パンくずを払って、コーヒーを置いて、それからどこまで読んだのだろう。ページの端に、折り目はなかった。

店の名前を調べようとして、やめた。窓際の席だったのかな、と勝手に思っているくらいが、今はちょうどいい。レシートの数字は少し薄くなっている。

元のページに戻しておいた。しおりを買うつもりだったけれど、しばらくはこれを使わせてもらおう。自分の湯のみを手元に寄せて、ようやく一行目を読んだ。

#古本#喫茶店